金融投資セミナーのご案内 応用編 取引環境の違いについて

応用編 取引環境の違いについて

「透明性の高い環境でFXやBOをしたい」など、FX取引・バイナリーオプション・CFD取引をするうえで市場の流動性が透明であることはあらゆる市場参加者にとって大切な要素です。それにより取引のために必要な量の流動性が現在確保されているかどうか確かめることができるようになるからです。

例えばFX取引を始めてみたいと考えた場合、注目したいのがサービス提供会社の取引環境がNDD方式なのか、それともDD方式なのか、まずは取引をはじめる前に「取引環境」を知っておくことが大切です。


FXの取引環境について

NDD方式とは?

NDD方式のNDDとは、「Non Dealing Desk(ノン・ディーリング・デスク)」の略です。NDD方式の場合、トレーダーの注文をそのままインターバンク市場(*1.)に流すため、FX会社が間に入って取引を行いません。

*1.インターバンク市場とは?
金融機関などの限定された市場参加者が資金の運用と調達を行う市場のこと。「銀行間取引市場」ともいいます。


DD方式とは?

DD方式のDDとは、「Dealing Desk(ディーリング・デスク)」の略です。DD方式の場合、トレーダーとインターバンク市場の間に取引を仲介するデスク(ディーリングルーム)が置いてあり、トレーダーの注文を市場に流すかどうかをディーラーが判断しています。


注目ポイント
NDD方式ではトレーダーの注文を自動的に流すため、取引に人間は介入していません。また複数のカバー先(金融機関)から最適なレートを直接表示してくれるためレートの信憑性があります。つまり、人の手を介さないオートメーション化で、すべてのお客様が公正な価格、数量で取引が可能といえます。



透明性の高いトレード環境を実現しているNDDにも様々な方式があります!

STP方式
「Straight Through Processing」の略です。トレーダーの注文はすべて自動的にカバー先に流され、人手が介入しない方式です。

DMA方式
「Direct Market Access」の略です。約定確認を行わず、トレーダーの注文を直接カバー先に流す方式です。

ECN方式
「Electronic Communications Network」の略です。オンライン取引ができる私設取引システムに繋ぎ、トレーダーの注文を直接ECNに(*2.)流す方式です。

*2.ECNとは?
ECNとは”Electronic Communications Network(電子通信ネットワーク)"の略で、 一般的に以下の点によって特徴づけられてます。
・トレーダーが相互間で取引できるマーケットプレイスの存在
・お客様の売り買い注文をも含んだマーケットデプス(詳細な板情報)の表示
・変動スプレッド
・ディーラーを介さないNDD(No Dealing Desk)方式による素早い約定
・マーケットプレイスに出された売り買い注文のマッチング
・全てのお客様への同一の価格フィードの提示


当社では、金融市場関係を中心に多岐に渡ってサービスを展開しております。経験豊富な当社スタッフにお気軽にご相談ください


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